ハレでした ありがとうございました

いつか書こうと思っていた。思い立ったのでちょっとだけ書く。

 

■私が作詞作曲、ギターを担当し組んでいたバンド、ハレが活動休止してから約2ヶ月が経った。ボーカルのまび江ちゃんがアメリカに留学しているのが最大の理由である。

 そういえば、彼女はあちらでの生活がやっと落ち着いたようである。問題が多々ある事は聞いているが無事生活を送れていることも同時に聞いているので何より、だ。閉鎖的空間に閉じこもり、それ故に閉塞感を覚える事も多い私は「思い立ち、状況が許すなら飛び込む」という彼女の性格を本当に尊敬している。(以前少し閉じこもらない頻度を多くしてみたが「あっ無理だっ」と諦めてしまったので、本当に尊敬している。もう少し上手く閉じこもらずにいきたい。)

 

 元々精力的にライブをしていた訳ではなかったので、私にとってあまり内実的には変わっていないのだが、「いつでも出来る」という状況ではないという事は少なくも私の心境に影響を及ぼす。失ってから気づく、いや、失うからこそ名残惜しくなるものなのだな。

 

 本来「私の作った曲がいいので発表したい」という私の自己満足及び自己顕示欲丸出しの活動なのである。全国民が私だったらオリコン一位や日本レコード大賞受賞は確実であろうが、そうではない状況で私の曲が認められる事自体がとても光栄である。それに同時に嬉しい。演奏も決して上手い訳ではないし、音楽的知識が深い訳でもないし。

 そんな中に「歌いたい」ボーカルのまび江ちゃんを始め、ラストライブでは私からのお願いを快諾し、バンドで一緒に演奏してくださったベースの弘さん、ドラムの翼さんがいた事は本当に嬉しい限りです。手伝ってくださったり、演奏を見て「いいな」と思ってくださった方々。それを私に伝えてくださった方々。CDを作ったら「欲しい」と言ってくださった方々。本当に私は嬉しいです。

 今後私達が生活をしていく過程であなたと歯車が噛み合うかは分かりません。お互い考えも変わるでしょうし状況も変わるでしょう。ただ、噛み合う事があったら幸いです。

 

 ハレとしては活動が休止したが、私が拙いながらもオリジナル楽曲を弾き語りをさせていただく場もあったりして非常に嬉しい。元々歌うのは(大変に下手だし、いい声も持ち合わせていないが)好きだった。しかし現在私の周りにはまび江ちゃんを始め歌が上手い人、魅力的な歌を歌う人、がたくさんいる。以前「ここでは勝負が出来ない」と思ってギターと作詞作曲に絞ったのだが「勝負は出来なくても少し認められるレベル」までにはなったのかな、と思えている。そんなに多く弾き語りをする気は無いのだけれど、また出来たらいいな。

 

 一年後、どうなっているかは分からないけれど、私が私の曲のことを好きな以上、やりたいと思っています。

 ではまた。曲の最後でタイトルを言えるのを楽しみにしています。 (こないだ弾き語りした時に口が滑っちゃった。気をつけます。)